とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

足が動かないというめっちゃ迷惑なパーキンソン病の症状

こんにちは、とうえのです。

 

パーキンソン病の症状の中に、すくみ現象というものがあります。

すくみ現象というのは、動作を開始する際にその動きが止まってしまうことで、ひじょーーーに厄介な症状の一つです。

全てのパーキンソン病患者にこの症状が起こるわけではないそうなのですが、運悪くとうえのの症状の一つにこれがあるんですよ。

 

詳しく調べると、すくみ現象は突然起こります。

歩き始めや方向転換、狭い通路を歩く時、混んでいる通りを横切る時などの特定の動作時に発生してしまいます。

足が動かず前へ進もうとしても進めなくなったり、転びやすくなったりしますので、当然日常生活に大きく影響が出ます。

 

とうえのの例で言えば、

・レジ前で並んでいて「次の方どうぞー」と声をかけられた時に進もうとしても足が動かなくなる。

・お膳を運ぼうとして方向転換をしたいのに、床に足が張り付いたかのように動かせない。

・混雑している人ごみの中を通ろうとするも、足が動かなくなり一歩を踏み出せないでいる。

・ドアの前に立ちドアを開けるも、部屋の中に入りたいのに足が機能しないので上半身だけ前に行こうとして前に倒れそうになる。

などなどなど、ほんとーーーに日常生活においてひどい!焦る!困る!腹たつ!自分の身体が嫌になる!

 

レジ前でなんて「次のかたー」なんて呼ばれているのに、行きたくても行けないでいるし、不審に思われるのも嫌だからなんとか早く動けるように小刻みに足踏みをする時もある。

数十秒間のすくみ現象が発生した場合、解決するコツはなんとなくあって、とうえのの場合は小刻みに足踏みしたり、意識を一旦違うことへ向けるためにキョロキョロと視線を動かしたり、しゃがんだりするのも時には効果的なんです。

 

でもダメな時もあって、その場合は身体が前のめりになり転びそうになるので壁や手すりなど必死になってつかまるか、諦めて膝から床にドーンと落ちるしかありません。

以前も書いていますが、家の床がほんと心配…。

 

ドイツからの報告によると、パーキンソン病患者の47%の人に、このすくみ現象があるとのこと。

パーキンソン病の薬を飲んでいても発生するこの症状、もう治りようがないのでいや本当にめっちゃ困るけど、どうしようもないですね。

 

しょうがないしょうがない。

いつまでこの身体が動いてくれるのか不安でいっぱいになりますが、とりあえず美味しいものを食べて元気出します。

 

それではこの辺で。

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