とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

パーキンソン病診断前漢方薬にはしった話

とうえのがパーキンソン病の診断を受ける前は、精神的なものと大学病院で言われ、精神科にかかることになり転換性障害という病名をつけられていました。

転換性障害といわれ、ストレスのもとから離れゆっくり休んでいれば治るとのことでず〜っつとなにもしないでダラダラと過ごしていましたが、良くなる気配がありませんでした。

 

薬はちゃんと飲んでいたし、ストレスのかかることはしないようにしていたし、たくさん寝てとにかく早く治って欲しくてひたすら休むということをしていたのです。

だけど足に力が入らない、身体が思うように動かない、こわばっている、震え等精神的なものから来ていると医者に言われた症状が全くどれも消失してくれない。

 

焦りに焦って、悩んだ挙句どれだけお金をかけても良いから、何か、なにか身体に施さないとっ!という極論に達してしまい整体や整骨院にも行きました。

ネットしか情報が得られない環境なので、ひたすら毎日毎日症状を入力し検索し、見たはずの同じページを連日何度もクリックしてみたり。

 

そしてとある漢方薬局のホームページの体験談を見つけました。

内容は割愛しますが、難病に近い症状の人が漢方薬を飲んで良くなった、というもの。

 

その漢方薬局は住んでいる町にあることが判明し、『ご相談お気軽にどうぞ』とのことだったので、アポなしで突撃してみたのです。

(もう私には漢方薬しか頼るものがない!)

と、切羽詰まっていましたから、もう周りが見えていない状態でしたね。

 

そしてその漢方薬局へ行き症状を話し相談をしてみたところ、「これが効くと思うので」と数点の漢方薬を出してもらいました。

金額総額たしか6万円くらいしたと思います。

ひとまず1ヶ月服用、その漢方薬には虚弱体質改善、疲労軽減などもあったので体調は良くなりました。

しかし、足の脱力身体のこわばり震えなどの主症状は取れませんでした。

 

2ヶ月目再度店舗訪問し、また同じものを購入。

服用し続けるも主症状消えない。

3ヶ月目に金銭面心配されて少し安いものを出され、その時の購入金額は1万円ほど安くなったけど5万円台。

 

当時無職で収入はなし。

それでも貯金を切り崩してでもなんとか治したい気持ちで、お金のことは二の次でした。

4ヶ月目、5ヶ月、そして半年立ち、体調はすこぶる良くなったのですが症状は治りませんでした。

 

そして諦めずに病院巡りを再開し、2022年6月、やっとパーキンソン病の診断を受け、パーキンソン病薬を出してもらい、症状は改善し、悩まずに動けるようになったのですが。

漢方薬が効かなかった、というよりパーキンソン病にはパーキンソン病の治療薬が一番効果的という話ですね。

 

今は全ての漢方薬はやめています。

続けたい漢方もあったのですが、金銭的に断念。

世の中お金、なんですね(泣)

 

パーキンソン病ということがもっと早く分かっていれば、医療費だけで済んでいたのに…、なんてたまに思いますね。

しょうがないしょうがない。

 

それでは今回はこの辺で。

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